ちょっと面白い経験から述べていきましょう。
Mさんと、あるレストランでお食事していました。
後ろの子供二人が私たちを見てこっそり笑っていました。
(何が面白いんだろう?…)
M:「クソ…クソッ…!」
そして子供の母親が帰ってきました。
バシッ!!
子供は頭を叩かれました。漫画みたいですねぇ…
母親
「人を邪魔しちゃいけません!同じくお客さんで、ここにご飯を食べに来てるのに、邪魔されたらどう思うの分かってる?」
日本の母親の叱り方を聞いて、なんか不自然な感じが。
台湾の母親だったら、
「失礼だよ!お前はお父さんに教えてもらわなかったのかって言われるよ!恥ずかしくないのか!」って言うはずです。
このことから、
日本人は自分の子供が「マナーを知らずに人を邪魔した」ということで
叱ったんですが、
台湾人は自分の子供が「道徳観が無くて恥ずかしい」ということで
叱ったんです。
面白いじゃないですか。
さてさて、それぞれ分析してみましょう。
<基本性格>
台湾座 泰然自若(大雑把)
日本座 小心翼々(神経質)
台湾が気にしてないことは日本の一番気になることかもしれません。
例:
(食べてる最中)
台湾:私ちょっとトイレに行ってくるね。
日本:(ちょっと表情が変わった)あ…うん。
台湾:?(なんか変だな)
(戻って来た)
日本:すみませんが…これからはトイレはご飯の前に行ったほうが…
台湾:どうしてご飯を食べてるときだけ駄目なの?
(行きたかったら行けばいいじゃん)
日本:私は小さい頃からこうしちゃ駄目ってお母さんが教えてくれたの。
台湾:(気にしすぎるんじゃない?カレーを食べてるときはうん●を言っちゃ駄目ってのは知ってるけど)
日本:(大丈夫と思ってるの?でも私、気になるよ…)
日本はトイレの音とかも気になります。(音姫という物が存在してる理由)
それは多分日本が繊細すぎるせいかもしれません。
(トイレの音を聞こえるとトイレの中のモノを想像しちゃうから?)
台湾:器が小さいなぁ。
日本:もっと気配りしてよ。
<一番気になること> (Keyword)
台湾座 個人、自由、自尊(プライド)
日本座 団体、秩序、平和
台湾は個人の自由が規制されるのが怖いと思ってます。
だから日本のマナーやルールとかややこしい物が苦手です。
日本は団体の秩序と平和を維持するためにはルールが必要だから
ちょっとだけ個人の自由を犠牲しても構わないと思ってます。
日本は団体の利益を最優先順位で考えているから、
そのために個人の利益を犠牲にします。
台湾は個人の優秀さをアピールするのが重要だと思ってます。
自分が凡人ではないと思ってます。
日本は団体の中で、自分の役割をしっかりやることが重要だと思ってます。
特立独行は良くないと思ってます。
台湾:「私は団体の中では優秀だ(リーダーの意味で)」
日本:「私は団体の中では優秀だ(メンバーの意味で)」
「寧為雞首不為牛後」。
牛の尻(の位置)よりも鶏の首の位置を取りたい。
これは、「大きいな団体でメンバーの位置に立つより、
小さい団体でリーダーをやりたい」という意味です。
野望があるのはいいことですが、
「団体」という物は数多くのメンバーで組まれています。
台湾は自分が名知らずの一員だけだったら格好悪いと思い、凹んじゃいます。
でも日本は自分が名知らずの一員だけでも
自分の役割を果たせば誇るべきだと思ってます。
これからみると、日本のチームワークが優秀なのもおかしくないですね。
でも台湾のこういう心理にも対策があります。
「○○長」の称号を与えたら、喜んでやってくれます。www
台湾:夢が無いなぁ。
日本:熱血バカ。
<愉快な団体生活を過ごすための能力>
台湾座 早く群れる人、他人の個人行為に耐えられる広い心
日本座 空気を読む能力、規則に縛られても平気な人
台湾は性格上では開放的で、情熱的であり、
もし人が話しかけてるのに同じ態度で答えてくれなかったら、
相手に「冷たい人だなぁ」と思われ、変人扱いされちゃいます。
台湾は個人の自由を重視してるため、他人の個人行為を道徳上許される範囲では干渉しません。
こうしちゃ駄目っていちいち言われると、相手は「俺の母親でも何でもないのに関係ないだろ」って煩いと思います。
日本は謹慎的で内気なので、
もし誇張した感情表現をしすぎると、相手に「うざい」と思われ、変人扱いされちゃいます。
日本は団体生活の平和を重視してるため、
もし空気を読めない人がいれば、皆に睨まれるかも知れません。
日本はルール&マナーを用いて団体生活の平和を維持してます。
どこのどの様な団体でも、殆どルール&マナーがあります。
<団体の中のムードメーカー>
台湾座 無意味に自信過剰すぎる人
日本座 突っ込まれるボケキャラ(と突っ込む役)
無意味に自信過剰すぎる人は目立ちすぎで、面白いと思われます。
よく言ってることは例えば
「俺はカッコ良すぎて困る」「俺は天才だ」。
簡単に言うと、一人芝居です。
自分は優秀だと思い込んでいます。本気で思ってる人もいればそうでもない人もいます(ムードを作るために)。
ボケキャラって言うのは鈍感でちょっとだけ空気を読めない人。
ボケてる人と突っ込んでくれる人、
日本のお笑い番組は大体こういうシチュエーションです。
天然ボケもいればわざとボケる人もいます。
<<スレ荒らしを解決するために>>
台湾座 理論(相手に自分が悪いって認められるため)、
大衆の議論(一斉に攻める…)
日本座 皮肉(相手に恥ずかしいと思われるため)、
規則(管理者を呼び出す)
知らない人のスレ荒らしについての解決方法を論じます。
台湾は自分が正しいと思う傾向があるから、相手が自分が悪かったって認めて欲しい。
道徳上の問題だったら、人によってもあんまり変わらないですから、
大衆の議論でkyに正しいことを教えるのは問題がありません。
(台湾の文章の冒頭は:「お前は母親から教えられなかったのか」のが多いです。)
しかしこの世のことは「正しい」と「正しくない」の二択じゃありませんので、意見の分岐が生じます。
この状況だったら議論は結論がないまま終わっちゃいます。
価値観が違っただけで、真理なんて存在しませんから。
日本はスレをさらに荒らすことはしないので、
無視する人が多いです。
kyに投げる言葉は「空気嫁」「氏ね」ぐらいです。
もしやめてくれなかったら
管理者を呼び出して効率的にこのことを解決します。
kyは理由も無くただ目立ちたかっただけなのでこういう方法は一番効くのでしょう。
台湾はカオスで日本は平和ってのも当然のようですね。
でも台湾にいるky達は人情の温かさを感じるんでしょう…
<<物事に対する態度>>
台湾座 経験重視
日本座 結果重視
「失敗即成功之母」、
この言葉は「失敗しても大丈夫だ、経験から学べたらことがあればいいんだ」という意味です。
「一番悪い結果が出る心の準備をしながらやれ」
この言葉は、「そんなに楽観的にならない方がいいけど、挑戦は避けないこと」という意味です。
大事なのは「失敗を恐れず」、「挑戦を恐れず」。
でも日本は違います。
やるなら、やり遂げる自信を持つべき。じゃないとやるな。
一番安全で、成功率が一番高い方法を選ぶ傾向があります。
個人の失敗だったらまだいいけど、団体だったら、
失敗してしまったら、切腹するほどの覚悟が必要です。
結果(団体の利益)が一番大事なことだから、
日本は「失敗」ということ自体を恐れています。
台湾は挑戦も失敗も怖がらなくて、いわゆるチャレンジャーです。
日本の判定基準は「成功率」です。
成功率が低いから、行動しないほうがいい(失敗しないように)
台湾の判定基準は「リスク」です。
リスクは高くない、そして成功したときは
成果が大きいからやっちまえ!(失敗する可能性もあるけど)
野球の台湾チームもこんな感じです…
日本チームがミスったら、2chは「切腹しろ」「氏ね」
(選手も恥ずかしいと思ってるんでしょう。
戦術は完璧だったのに自分のせいで失敗してしまったとは。)
台湾チームがミスったら、PTTは「なんだこの馬鹿戦術は」「バットを適当に振ってただけだろ」
(選手も悔恨してるんでしょう。
成功したら英雄になり、失敗したら狗熊(雄と熊の発音が近い)ですよねぇ。)
以下は説明無しです。
<<一番恐れていること>>
台湾座 縛られる(自由が)、非難される(プライドを壊せる)
日本座 破壊される(秩序が)、邪魔される(平穏な生活)
<<できないこと>>
台湾座 自分が悪いって認める(プライドが高い)
日本座 正義の声を上がる(面倒くさがる)
<<よくある性格>>
台湾座 ツンデレ、DQN、口先だけは得意な人、熱血バカ
日本座 大和撫子、内気(ヤンデレ)、計算の高い人、オタク(引きこもり)
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